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ボリューム満点のプレートに見えますが、ほとんどが野菜で、お肉の下にもキャベツが!^^;

豚肉にかけたグレイビーソースは野菜ももりもり食べれるし、色々な料理に応用が効くのが嬉しいソースなんです。

グレービーソースと言えば、七面鳥!

七面鳥と聞いたら、日本ではクリスマスって感じですね。
でも本当はアメリカの「感謝祭」に食べられるそうですよ。

日本ではその「感謝祭(サンクスギビング)」って全くなじみがなくて、なんとなくしか知らないですよね。

で、その感謝祭で食べる七面鳥のグリルに添えるソースがグレイビーソース
グレービーソースは日本で言うおせち料理が各家庭それぞれ違うように、各家庭のそれぞれの味があって、色んなつくり方があるようです。
そしてそれがおふくろの味になるのかもしれないですね。

グレービー(gravy)ソースの意味は、旨味タップリの肉汁のソースって感じだそうです。
七面鳥をオーブンで焼いた時、肉汁がたくさんでるので、これをベースにしてソースを作るんですね。

今日はもちろん毎日のおうちご飯なので、七面鳥なんて焼きません^^;
普通の豚肉を焼いただけなんですヽ(´▽`)ノ

その時に出る少しの肉汁を使って、ブイヨンに手伝ってもらい、赤ワイン・ケチャップなんかで味を付けてソースにしました。

このソースはハワイの料理でお馴染みのロコモコにも使えるし、ポークソテーやチキンソテー、ローストビーフなんかにも合います。
写真のようにちょこっとお肉を焼いてかけるのも有りだし、調味料の分量はお好みで色々変えれるので、ぜひ自分流を見つけて下さい♪

グレービーソースの作り方

材料(2~3人前)

  • 肉の焼き汁
  • 固形のブイヨン…..1個
  • 水…..150~200cc
  • 赤ワイン…..大さじ2~3
  • ウスターソース…..大さじ3
  • ケチャップ…..大さじ3
  • しょうゆ…..小さじ1
  • 水溶き片栗粉…..小さじ2
    (片栗粉小さじ1+水小さじ2ぐらい)
  1. 水・ブイヨン・ウスターソース・ケチャップ・しょうゆを混ぜ合わせておく。
  2. お肉を焼いたフライパン(こげつきも旨みなんで洗わないで下さい)に赤ワインを加えて強火でアルコールをとばすようにフツフツ言わせる。
  3. 1の調味料を合わせたものを加える。
    沸騰させて、少し水分をとばして煮詰める。
  4. 火を弱めて水溶き片栗粉を加えて、トロみを付け、お肉にかける。

本当は肉汁だけで200ccほどあれば一番美味しくできるんですが、七面鳥なんかを焼かないかぎり出ませんよね^^;
なのでお出汁はブイヨンに助けてもらうんです。

豚肉のグレイビーソースがけプレートの作り方

そして今日の上の写真の料理の内容は↓こちらです。
付け合せはなんでも良いので楽ちんです。

  • 豚肉(200g)
    オリーブ油とにんにく(みじん切り)を熱して香りを出し、豚肉を加えてソテー。
    塩とブラックペッパーで味を付けてあげる。
    ※豚肉の臭みが気になる場合は、先に玉ねぎみじん切り大さじ2と、オリーブ油大さじ1/2と豚肉にもみ込んで10分ほどマリネしておくと、臭みがやわらぎ、さらにお肉が柔らかく焼き上がりますよ♪
  • 付け合せ
    • 目玉焼き→半熟になるように焼いておく。
    • 玉ねぎのソテー→薄切りにし、お肉を焼く前にオリーブ油で炒めておく。
    • ボイルドキャベツ→キャベツの千切りを30~40秒ほど塩の入った熱湯で茹でたもの。
      ※生の千切りキャベツでもOKですよ。
    • きのこのソテー→今回使ったのは、えのき・しめじ・シイタケです。
      オリーブ油+にんにくみじん切りをフライパンで熱して、きのこを加えて強火で炒め、白ワイン加え水分をとばすように炒めて、塩+白コショウで味付けをする。
    • インゲン豆→ナナメに切り、キャベツ同様、塩の入った熱湯で2分ほど茹でて水けをきる。

きのこを焼くポイントはあまり混ぜまわして炒めないことです。
きのこの余分な水分をとばして、旨みだけを凝縮させるには、あまり触らずじっくり焼くと、驚くほど美味しく焼けますよ♪

そして、もっとも基本のグレービーソースでも充分美味しいです。
一応基本の作り方も書いておきます。

基本のグレービーソースの作り方

  1. 肉汁+ブイヨン+水200ccを肉を焼いたフライパンに加え沸騰させる。
  2. 赤ワイン大さじ2を加え、アルコールを飛ばします。
  3. 塩(あれば岩塩の方が美味しいです)と白胡椒で基本の味付けをしする。
  4. 水溶き片栗粉で、とろみをつける。

今回の料理はウスターソースやしょうゆで味付けをしていますが、基本のソースは塩胡椒で味付けしています。

私は、上の二つのパターンに加えて、ウスターソース大さじ2くらいとしょうゆをほんの少し加えるだけのパターンの3種類の作り方を、肉によって使い分けしています。