にんにく

コンビニやドラックストアなどで疲れた時に飲むドリンク剤がたくさん売られていますよねぇ。そのほとんどに、ニンニクが配合されてるらしいですよ!

にんくは疲労回復の代名詞とも言われるほどの食材なんです。漢方の世界でもにんにくは立派な「薬」として薬膳料理に使われています。そんなにんにくパワーを調べてまとめてみました。

ニンニクのにおい成分「アリシン」のヒミツ

まずにんにくの特徴はなんと言ってもあの「匂い」ですよねぇ。にんにくは切ったり、すりおろしたりするほど強烈な匂いが増しますよね。あの独特の匂いに、にんにくのパワーは隠されています。

生のにんにくには「アイリン」という成分が含まれているのですが、細胞が壊れると化学反応をおこし、匂いの素の「アリシン」に変化します。その匂い成分「アリシン」こそがにんにくパワーの源なのです。

にんにくの主な栄養成分はたんぱく質・糖質ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCナイアシン・カルシウム・カリウム・リン・鉄と、様々な栄養が含まれています。

これだけでも充分な栄養効果がある食材だと思います。しかしそこに「アリシン」が加わることでさらに良い働きをしてくれるんです。

アリシンは殺菌・抗菌効果・抗ウィルス作用の働きをしてくれます。この他にも解毒・抗血栓作用・滋養強壮・抗酸化作用・消化液の分泌などなどたくさんの効果があるのです!!

漢字がいっぱいで頭に入れるのが大変なくらいの効果ですよね!!でもなんと言ってもアリシンの抗菌力は本当にすごいのです。

アリシンを12万倍に薄めた液でもコレラ菌やチフス菌、赤痢菌などに対する抗菌力を発揮すると言うんですよ!
12万倍って……。

そしてアリシンは他の色々な成分と一緒に摂ることで、さらにその力をパワーアップさせる働きもあるのです。

ビタミンB郡を多く含む食品と組み合わせる場合

代謝が高まって疲労回復の効果がアップします。

最も効果的なのがビタミンB1と一緒に摂ることです。

例えばビタミンB1を多く含む豚肉と一緒に食べることで、ビタミンB1の吸収を促進し、疲労回復効果がさらにアップし、スタミナ補給に役に立つ働きをするのです。

ビタミンB1がもともと持ってる力、疲労回復効果・脳の活性化作用などをより効果的にするんですね~。

にんにくは脂溶性なので、たんぱく質や脂肪とすぐに仲良しになれて、消化や吸収を助けてあげて、疲労回復がさらにアップ~って感じです。

ビタミンC・ビタミンEを多く含む食品との組み合わせ

老化の原因となる体の参加を防ぐ働きをします。

EPA・DHAを多く含む食品との組み合わせ

イワシやサバなどに多く含まれる成分のEPA・DHAと組み合わせることで、血行促進をさらに強化します。さらに、にんにくのその他の成分として、スコルニジン・ゲルマニウムなどもあります。

スコルニジンは主に滋養強壮・食欲増進・血圧降下・抗神経痛・抗更年期障害・コレステロール値低下作用等、新陳代謝を盛んにして強壮作用や食欲増進の効果があり、風邪の回復を早めたり、風邪をひきにくい体にしてくれたりします。

ゲルマニウムは疲労回復、抗ガン作用等の働き。


これで、疲れた時に飲むドリンクににんにくが使われてる理由じゅうぶん過ぎるほどわかりました(≧▽≦)

ただ、にんにくは食べ過ぎることだけは要注意です!!刺激の強い食べ物なので食べ過ぎては逆効果なります!

強力な殺菌作用を持っているので、食べ過ぎれば腸内の有益な細菌まで殺してしまうかも知れないのです。他に貧血の原因や胃痛や胸やけ、胃粘膜障害なんかも引き起こす恐れがあるほど、強い食べ物のようです。

生なら1日に1片、加熱するなら1日に2~3片程度が良いようです。また、子どもや血圧の高い人は更に控えめに・・・。

特にお腹が空いた時に食べると刺激が強いので胃に負担がかかるみたいなので注意が必要です。
安全に食べるなら、サプリメントの方が良いかもしれませんね。

恐るべしにんにくパワー。やっぱりすべての食品はバランスが大切!なんですね。



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