かつお
初がつおの季節ですねぇ。

鰹は暖流の回遊魚で、適度の氷温を求め、群れをなして移動する魚らしいです。

鰹の旬は年に2回あります。
初がつおと呼ばれる春~初夏と、もどりかつおと呼ばれる秋口です。


鰹はたんぱく質が豊富なのです。
100g中25.8gも含まれているそうです。
(アジは18.7g・サバは19.8gでマグロでも24.3gなのです。)

で、逆に脂質が少ないので、低カロリーなのが嬉しい魚なんです。

そしてもちろん魚に期待したい成分の

  • EPA(エイコサペンタエン 酸)……血液をサラサラ効果
  • DHA(ドコサヘキサエン酸)………脳の働きを活性化し記憶力アップ効果

を多く含んでいることでも有名なのが鰹なのです。
動脈硬化の予防にも期待できますね。

その他

  • タウリン…………コレステロールを減らし、肝機能を高めてくれる。

も豊富です。

さらにかつおは、

  • ビタミンB群……疲労回復
  • ビタミンD………カルシウムの吸収を助ける。

も豊富で、とくに血合い肉に含まれるビタミンB12は魚肉の中ではトップなんです。
鉄分カルシウムも含まれていることを忘れてはいけません。

これだけでも十分な栄養価ですよねぇ。

どうも鰹の栄養価は、レバーに匹敵するといわれているそうなんですよ。
そして「アミノ酸スコア」は卵と同じ100点満点!

言うことなしですね。

ただ鰹には旨み成分もたっぷりなんですが、それらは鮮度が落ちると中毒を起こす物質に変化するものがあるそうなんです。
で、それを防ぐ為に考えられた料理法が「鰹のたたき」なのだそうですよ!

鰹の皮には美肌効果や老化防止の効果をもたらすコラーゲンが含まれています。
その皮も一緒に食べれる「鰹のたたき」はお刺身よりも理想かも知れないです。

鰹のたたきを食べる時にはにんにくやショウガ、大根おろしなど、薬味たっぷりにして食べることが大切なのだそうです。

魚を焼くとトリプP1、トリプP2などの発ガン物質が出るそうなので、ダイコンなどに含まれる酸素カタラーゼがこの発ガン性物質を消去してくれるらしいのです。

食べ物には良い面と悪い面が必ず含まれているので、もっと食材のことを知りたいなぁと最近つくづく思うのでした~ヽ(´▽`)ノ

そして今日の夜ご飯はかつおのたたき丼です!
レシピも書きましたので良かったらどうぞ~。

ビックリ鰹タタキ藁焼製法