今日の はなまるマーケットの「とくまる」のコーナーでは、冷凍保存の新常識が紹介されていました!

冷凍保存すれば、食材を長持ちさせて最後まで使い切ることができるので“食費節約 “にもつながりますよね!

その上、一度に大量に作って冷凍させれば、調理の手間まで省けちゃうので、光熱費の節約にもつながります。

私も冷凍術をちょこっと勉強したら、食費をけっこう下げれたので、以来この手の情報には敏感です^^

とくにこれからの季節はジメジメと湿気が多い上に、気温が上がるので食材は傷みやすくなって、食材をムダにしてしまいがち!

今日のはなまるの冷凍保存術は、観れて良かったなぁと思う内容だったので、ここでも紹介してみたいと思います♪

冷凍保存の新常識を紹介してくれたのは、料理研究家 管理栄養士の村田裕子さん。
簡単で身体に良いレシピの本を数多くだされている方です。

この本はごく一部です↓
はなまるで紹介 村田裕子
フードプロセッサーで絶対作りたくなるレシピ
はなまるで紹介 村田裕子
炊飯器でラクラクおかず
はなまるで紹介 村田裕子
忙しいときのカンタン晩ごはん

まだまだ気になるタイトルの本がいっぱい(≧▽≦)あるんですが、今回のフリージングテクを紹介しているのはこの本!
まだ発売前なのかな?画像がありませんでしたが、私も欲しい!
【予約】 下ごしらえなし!凍ったまま調理!史上最ラク フリージング大革命

で、今回紹介された冷凍保存がなぜ新常識かと言うと、今までの野菜の冷凍保存と言えば、下茹でしてからが冷凍するのが主流だったと思うんですが、村田裕子さんが教えてくれたのは、生野菜をそのまま冷凍する方法でした!

野菜の冷凍保存術

キャベツの冷凍保存法

はなまるマーケット 冷凍保存術

キャベツは芯を取り除き、5cm角のざく切りにして冷凍保存用袋に入れ、できるだけ平らになるように手で押さえて、空気をしっかり抜いて冷凍する。
※金属トレイにのせると短時間で凍る。

〔解凍するとき〕

冷凍されたままのキャベツに熱湯をかけ、水気を切って使います。
熱湯がポイントようです^^

そのまま水けを絞ったキャベツをマヨネーズと塩、コショウでお好みの味に仕上げれば生キャベツを塩もみしたぐらいのシャキシャキ感が残るサラダ↓に仕上がります♪

はなまるマーケット 冷凍保存術

小松菜の冷凍保存法

はなまるマーケット 冷凍保存術

小松菜は根元を切り、生のまま5cm幅のざく切りにして冷凍保存用袋に入れ、キャベツと同様、なるべく平らにして、空気をしっかり抜いて冷凍する。

〔解凍するとき〕

冷凍されたままの小松菜に熱湯をかけ、水気を切って使う。
※水けを絞った小松菜にめんつゆをかけ回し、カツオ節をふったら、”小松菜のおひたし”ができます♪

根菜類の冷凍保存法

はなまるマーケット 冷凍保存術

根菜の冷凍は、下茹でしてからと思っていたのですが、これも生のまま冷凍保存OKなんです。
ポイントは、薄切りにしたりなど細かく切って、なるべく早く凍るようにすること!

専門家いわく、
『薄切りにして素早く冷凍すると、氷の粒が大きくならず細胞へのダメージが少ない。』
とのこと!
 
〔大根の冷凍保存〕

はなまるマーケット 冷凍保存術

1cmの厚さのいちょう切りにして冷凍保存。
使う時は凍ったまんま加熱調理する。(例えばお味噌汁の具などに…)

〔長芋の冷凍保存〕

長芋はまるごと冷凍できるんだそうです^^
すりおろしてからは冷凍したことあるんだけど、丸ごとの方がなかなか良さそうです! 

少し皮を剥いてラップをして丸ごと冷凍しておきます。
 
〔使うとき〕

凍ったものをそのまますりおろせば、さらさらなかき氷状にすりおろせるのだそうです!
凍った長イモだとぬめりがなく滑らずすりおろしやくなるのだとか!
必要な分だけすりおろしたら、また冷凍できるので便利そうですよね^^

玉ねぎの冷凍保存

冷凍保存した玉ねぎならアメ色玉ねぎが5分でできちゃいます!

〔冷凍法〕

粗みじん切りにしたタマネギとニンニクを生のまま冷凍保存用袋に入れ、しっかり空気を抜き、 冷凍する。

〔使い方〕

凍ったままの玉ねぎ&にんにくを鍋に加え、強火で加熱してあめ色になってきたところで(約5分)、水と固形コンソメを加えひと煮立ちさせれば完成!
※通常、生の玉ねぎなら20分~40分かけてつくるアメ色玉ねぎが、冷凍保存したものだとわずか5分で色ずいて良い感じになります。

その他、生のまま冷凍OKな主な野菜

↓こんなにも生のまま冷凍保存できる野菜があるんです!

【ザク切りにして!】
キャベツ、ニラ、水菜、小松菜、アスパラガス
 
【薄切りにして!】
大根、ニンジン、レンコン、ゴボウ
 
【みじん切り or すって!】
ネギ、タマネギ、ミョウガ、ショウガ、シソ
 
【小房にわけて!】
ブロッコリー、キノコ

【丸ごと】
トマト、長イモ

※保存期間・・・全て2~3週間
※解凍茹で時間

  • キャベツ、小松菜、セロリ、水菜・・・熱湯をかける
  • チンゲンサイ、インゲン・・・2~3分
  • ゴボウ、大根、ニンジン、ブロッコリー、アスパラガス・・・3~5分

お肉の冷凍保存のポイント

お肉を冷凍保存して美味しく食べるポイントは『酸化を防ぐ』こと。

なので、買ってきたトレーに乗ったまま凍らせるのはNGです。
ラップで密着するように包み(空気が入らないように)、冷凍保存用袋に入れ、できるだけ平らに並べて、空気をしっかり抜いて冷凍庫へ。
金属トレイにのせて冷凍すれば、より早く冷凍できます。

お刺身の冷凍保存のポイント

お刺身の場合は“漬け”にしちゃうんだそうです。
しょう油:みりんを1:1で混ぜ、冷凍保存用袋に刺身とともに入れます。
(保存期間は2週間ほど)

※解凍は、冷蔵庫で自然解凍か、袋のまま流水にあてて解凍する。
※刺身100gのあたり、しょう油(大1):みりん(大1)の割合で!

魚の冷凍のポイント

塩を振って、サラダ油を表面に塗り、ラップで密着するように包み、冷凍保存用袋に入れ、空気をしっかり抜いて冷凍庫へ。
お肉と一緒で、酸化させないのが劣化を防ぐポイント!
金属トレイにのせて冷凍すれば、より早く冷凍できます。

冷凍切り身の鮭のあのパサつきを防止させるには↓コレ♪
下味をつけながら冷凍(下味冷凍)がオススメ♪

サケのニンニクオイル焼き

冷凍したサケを解凍して調理する例を紹介します。

材料(4人分)

  • サケ・・・4切れ
  • ニンニク(すりおろし)・・・小さじ1
  • オリーブ油・・・1/3カップ
  • 塩・・・小さじ1
  • コショウ・・・少々

 

冷凍方法

一口大に切ったサケ、すりおろしたニンニク、オリーブ油、塩、コショウを冷凍保存用袋に加え、よくもみこむ。
冷凍保存用袋の空気をよく抜いて、金属トレイにのせて平らにし、冷凍しておく。

解凍・仕上げ

  1. フライパンに油をひかず、冷凍保存用袋から取り出した凍ったままの具材を丸ごと加える。
    (袋から取り出しにくい場合は、袋のまわりを一度水につけると上手にとれる。)
  2. 弱めの中火で、水分が少ないようなら少々水を加え、フタをし、片面3~4分ずつサケを焼き上げれば完成!

※冷凍状態での保存は、冷凍室で2~3週間。


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