牛乳と聞くと、
- 大好き!!毎日飲んでる!
- カルシウム補給のために飲んでいる!
と言う人も多いんですが、逆に
- 高カロリーで太りそうだし。。。
- コレステロールが気になるし。。。
- 子供に必要な栄養なので、30代の私が飲まなくても。。。
- カルシウムは違う食品で摂取してるし。。
なんて思ってしまう人も少なくないかと思います。
でも、最近の研究で牛乳はカルシウムだけじゃなく、意外なパワーも持っていることが分かったんです。
なんと牛乳を飲んでいると太りにくくなるんですよ!意外ですよね。
※ここでまとめる内容はNHK「あさイチ」で紹介された内容を個人的メモ変わりにまとめたものです
スポーツ選手は運動後に牛乳を飲んでいる
名古屋グランパス のJリーグ選手は練習後牛乳を飲むようにしているそうです。
1人1本以上は飲むようにし、4本飲んでしまうツワモノも。。。
これは単なる水分補給ではなく、「牛乳」を意識して摂取しているそうです。
牛乳を飲んで何か効果はあるんでしょうか?
玉田圭司選手→「体が大きくなった」
ハーフナーニッキ選手
→「すぐに疲労が溜まるタイプの選手だったけど、牛乳を飲み始めてからあまり負担を感じなくなって、いつもより動けるようになった」
とのこと。
このチームの栄養管理士さん曰く
「体づくりが目的として、練習の後にすぐ牛乳を摂るのはすごく効果的。」
とのこと。
これが近年の研究で牛乳について分かってきたことです。
なんでも、
ややきついと感じる運動の直後に牛乳を摂取すると筋力が増える効果
があるんだそうです。
『運動×牛乳あり』チームと『運動×牛乳なし』チームの違い…
ややきついと感じる運動後、AとBのグループに分けて筋肉量の増え方を3ヵ月調査したそうです。
- A:牛乳をとった人 30人
- 牛乳をとらなかった 30人
その結果、
Aの牛乳をとったグループはは筋力が16%アップ
Bの牛乳をとらなかったグループは筋力が6%アップ
という結果になりました。
牛乳をとった人は、とらなかった人たちに比べて2倍以上も筋力がアップしたってことです。
これは、筋肉を作るのに必要なのがアミノ酸が牛乳に含まれているからだそうです。
しかも・バリン・ロイシン・イソロイシンと、とてもバランス良く含まれているのがまた良いみたいですね。
今までは牛乳と言えば”カルシウム”しか注目されていませんでしたが、実は日常生活に大切な筋肉や血を作る材料になる栄養がたっぷり入っていることが明らかになったんです。
年配の人でも運動+牛乳で筋力はアップする!
歳を取ると、腰痛で悩む人が増えますが、運動後に牛乳を摂ると改善するそうです。
老化でくる腰痛の原因は、腰椎を支える大腰筋が痩せて硬くなってしまうことだそうです。
その弱った大腰筋に重力がかかってしまって支えきれずに腰痛を起こします。
でも筋肉を増やすことができれば、かかる負担を軽減することができるので、腰痛が改善できるんだそうです。
なので、筋肉量をアップさせる効果のある牛乳を飲むことで、腰痛はもちろん、膝の痛みなんかも改善できるってワケなんです。
そう、歳をとってもいくつになっても、筋肉ってつけることができ、そこに牛乳をプラスすることで、より筋肉量をアップさせることができるんです。
ポイントは牛乳をゴールデンタイムに飲むこと
信州大学の能勢博教授(スポーツ医科学)が推奨する牛乳の飲み方は「ゴールデンタイムに飲む」です。
ゴールデンタイムとは効果が高まるとされている運動直後の30分以内のことを言うそうです。
もう一つ筋肉量をアップさせるために知っておきたいポイントがあります。
それは、「ややきつめの運動」です。
何でも、筋肉を使うキツイ運動をすることで、筋肉は壊れるんだそうです。
筋肉はそれを修復していくことで鍛えられていくというメカニズムなんですが、その時に牛乳を摂取することで修復が早くなり、筋肉がより育つことになるんだとか。
ですが、一般の人はスポーツ選手ではないのでそんなにキツイ運動をすると体によくありません。
なので、ポイントは「ややきつめの運動」をすることなんです。
これは”あさイチ”では紹介されていない内容ですが、『ややきつめの運動』ってどれくらいの運動だろう?と調べてみました。
すると、目安は以下の運動量のようです。
「ややきつめの運動」とは…
ややきつめの運動と言っても、その人の年齢や運動経験などで「何をどのくらい行えばいいのか」は違ってきます。
目安は最大体力の70%ぐらい。「ちょっときついな」と感じる程度がちょうどいいところ。
20代のよく運動する人なら軽いジョギング、30~40代のあまり運動をしていない人なら速歩のウオーキングでも十分だといいます。
※参考→日経WOMANオンラインより
これで得られる嬉しい効果は筋肉量アップだけではありません。
筋肉量がアップするので、太りにくい体になれます。
これは基礎代謝がアップするからです。
そして、太りにくいってことは、メタボが解消され、体に余計なものを溜めこまないことなので生活習慣病予防にもつながります。
さらに女性に嬉しい美肌効果も!
牛乳に含まれる以下の栄養素が働いて美肌になるんだそうです。
- ビタミンA:角質を健やかに保つ作用
- ビタミンB2・B6:肌荒れを改善する作用
- たんぱく質:肌を作る原料に
筋肉量をアップさせる牛乳の飲み方とその効果のまとめ
牛乳は、ややきついと感じる運動後30以内(ゴールデンタイム)に飲むこと!
《牛乳をゴールデンタイムの摂取すると得られる効果》
- 筋肉量がアップ
- 60歳でも70歳でもいくつなっても筋肉をつけれる
- お年寄りの腰痛や膝痛の改善効果
- 太りにくい体
- 生活習慣病予防
- 美肌効果
牛乳って違う観点から見たら、牛乳は腸を汚すし、たんぱく質の過剰摂取になってアレルギーになるだとかいろいろな意見を聞いたりもしてきましたが、また違った科学の観点からの話を聞くことができて、今日も勉強になりました(^∇^)
どの意見を選択するかは、本当に自分次第だと思います。まだ私の中では消化しきれてません。。。
今日の番組を観て素直に感じたことは、牛乳はどちらかと言うと苦手な私ですが、年配者と呼ばれる歳になったら毎日飲むようにしなきゃ!ということ。
女性は閉経後女性ホルモンが急激に下がりますが、女性ホルモンって思っている以上に女性の体のあちこちを守ってくれている存在なんです。
なので、閉経後は体のあちこちに不調を感じるようになるんですが、血圧が上がったり、骨密度が下がったりもするんです。
これを牛乳を飲むことで防ぐことができるようなので、年配になった時ほど飲む方が良いのかもと感じたしだいです。。。
乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか | ||||
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