きのこと鮭のソテー
↑写真は鮭のホイル使わない焼きです^^;
でも今日はその下に敷いてある”きのこソテー”のレシピを紹介したいと思います。

この”きのこソテー”ちょこっと便利なので、うちでは、きのこが安売りしている時に多めに買って、色々活用してるんです。


このきのこソテーをまとめて作っておくと、写真のように鮭ソテーや、その他メインのおかずの付け合せにしたり、ご飯と炒めてキノコチャーハンにしたり、茹でたじゃがいもに混ぜてポテトきのこサラダにしたり、あと、生野菜サラダにトッピングして食べるのもオススメです!

ただ、きのこは焼き方ですごく味が変わってしまう素材だと思うので、1つだけポイントを守らないと、時間がたつときのこの臭みが出てしまい、作り置きに向かないきのこソテーになってしまうんです。

ポイントはとても簡単です。
それは、ソテーする時に「混ぜ過ぎないでじっくりじっくり焼く」ことです。

じっくり焼くことで、きのこが持ってる水分を飛ばして、旨みだけがギュぅっと凝縮されて、とても香ばしいキノコソテーになるんです♪
そうすると、次の日も美味しく食べれるんです。
これはイタリア料理屋に勤めていた時にシェフに教わったことです。

※ただし3日以上はおくと味は落ちるので、2日ぐらいで食べ切ることをオススメします。

作り方

  1. しめじ・マイタケ・えのき・エリンギ・シイタケなどを食べやすい大きさに切ったり、分けたりします。分量はお好みで。
  2. にんにく1かけをみじん切りにしおく。
    (匂いの気になる方はにんにく無しでもOK)
  3. 予熱無し(冷たい状態)のフライパンにオリーブ油を大さじ1~2くらいとニンニクを入れてから、弱めの中火にかけます。
    この時、端っこにオイルが溜まるようにフライパンを斜めに傾け、そのオイルの中ににんにくが浮かんでる状態で、ニンニクに火を通していきます。
    (にんにくがフツフツと言い出して、泡が出てくると思います。
    その泡が大きく激しい状態の時は、まだニンニクの水分が飛んでいってる最中ってことです。
    泡が小さくなり、フツフツと言う音も小さくなり、小さいニンニクから色づき始めた時が、次の材料の入れ時です!
  4. キノコを加えてフライパンを一度大きく返してキノコにオイルを絡め、フライパンいっぱいにキノコを広げて、このまましばらく触りません。
    火はさっきよりすこ~しだけ強めて、中火にしておきます。
  5. 混ぜたいなぁって気持ちをぐっとこらえて、こらえて(3~4分くらい)香ばしい香りがして、バチバチと言いだしたら、フライパンを大きく返して(キノコを上下ひっくり返す感じ)さらに触らないで待ちます(2~3分)
  6. この時驚くほどキノコが縮んでいることに気づくと思います。キュッキュって音がしなくなったら、塩とコショウで味付けして、全体を混ぜ合わせて、出来上がりです。

こんがりした色が付いてるぐらいがとても美味しい状態です。
とにかくキノコを混ぜ過ぎないで、キノコの水分が蒸発するのを じっくり待つことが大切です!

この時すぐに濃い煙が出始めたら、火が強いということなので、いったん火から外して、フライパンの温度を下げて、火の加減を調整します。
きのこの水分がなくなったら焦げてしまうので注意。フライパンの温度を上げすぎないことも注意です。
 
細かく書いてしまいました、作業にしたらとっても簡単なことです。
ほんの少しだけ、意識して作業をすれば、出来上がりは大きく変わります。

急いでる時は、パパっと炒めでもキノコは十分美味しいでので、私も普通に意識せずに炒めて食べます。
でもたまに、今日は丁寧に料理するぞ~って時にぜひ思い出してやってみて下さいね。また違う味が楽しめますよ♪

また、3で作ったニンニクオイルをじっくり作る手順を覚えて、パスタを作る時に使うと、とっても香りの良いソースができますよ。