土鍋を鍋料理にしか使わないなんてもったいないんです!
ってことで、土鍋にはこんなスゴイところがあるんだよーってことをまとめていってます。

前回は、土鍋の持つ保温力をうまく利用したワザについて書きました。

土鍋の活用ワザ1:煮込み5分の簡単チキンカレーレシピ

今回は、鍋を熱すると発する遠赤外線効果を利用する調理法です。

土鍋の遠赤外線パワーで蒸し芋が美味しくなる!

土鍋はフタを含めて全部粘土でできています。
その粘土と、コーティングしてある釉薬も含めて、加熱すると遠赤外線を発するそうです。

金属製の鍋と比べると、遠赤外線量が多いのが分かります。
土鍋活用レシピ(あさイチより)

この遠赤外線がサツマイモをとても美味しく蒸してくれるんです。
「蒸す」と言っても、遠赤外線効果で、通常の蒸し料理のように水滴が付いている状態ではなく、表面はカリッとホクホクに焼いたような状態に仕上がるんです。
土鍋活用レシピ(あさイチより)
そして中はサツマイモ甘みが引き出され、美味しく仕上がるのです。

《土鍋のチカラ4:遠赤外線効果で野菜の甘みを引き出す!》

土鍋はフタからも遠赤外線がでます。
遠赤外線はサツマイモ(食材)の表面にだけ強い熱を加えます。

なので、サツマイモの表面は焼いたような効果が生まれます。
そして、その強い熱は内部にゆっくりと優しく伝わって、中まで火が通ることになります。

土鍋活用レシピ(あさイチより)

これで、普通に蒸かしたサツマイモとはまた違う美味しさ、甘さのあるサツマイモに仕上がるんです。

土鍋の遠赤外線を上手に活用!土鍋でホクホク蒸し野菜

土鍋の遠赤外線をうまく利用して蒸し野菜をすると、野菜の甘みが増します。
その方法は、野菜の並べ方にありました!

例えば下の蒸し野菜の材料を土鍋に入れる時、順番がポイントになるそうです。
一番のポイントは”かぼちゃ”です。
土鍋活用レシピ(あさイチより)

“かぼちゃ”は一番上に乗せると、直接遠赤外線に当たって、サツマイモと同じ効果で甘みが増すんだそうです。
土鍋活用レシピ(あさイチより)
逆に一番下に置いてしまうと、遠赤外線は水は通らないので、遠赤外線効果は得られません。

他の野菜の中に入れてしまうと遠赤外線が届かないので、甘みが増しませんし、火が通りにくく芯が残ってしまうことがあるようです。

土鍋で蒸し野菜の作り方

材料

  • かぼちゃ・・・4分の1
  • 白菜・・・4分の1
  • パプリカ・・・2分の1
  • ブロッコリー・・・2分の1
  • しめじ・・・1パック
  • 豚肉薄切り・・・150グラム程度

作り方の手順

  1. 土鍋に水100ミリリットルを入れる。
  2. かぼちゃ以外の野菜を層状に土鍋に入れていく。
  3. いちばん上にかぼちゃを置いて火にかける。
  4. 強火で温め、沸騰したら弱火にして2分、そのあと火を止めて5分蒸らしたら完成!