最近話題だという”昆布水”。
昆布ダシと作る過程が違うだけなんでしょって思っていたんですが、違ってました!
同じダシを取るならこれからは断然、”昆布水”だなと、今日のはなまるマーケットを観て思いました。
昆布水、簡単でしかも栄養価、美容効果が高く、おまけに万能調味料にもなって、料理はワンランクアップのお味になるんだそうですよ。
私は今日からさっそく作ってみようかと思いました(^∇^)
昆布水って何?
昆布水とは、
昆布を水につけて、加熱無しで昆布の旨みや栄養価を抽出して使うもののことです。
百貨店などではこんな風にスプレー容器に入って売っているんだとか!
昆布の水塩(京王百貨店 新宿店 松前屋)
『昆布の水塩・森≒15%』価格(税込): 1,050 円
そして、トマトや枝豆などに振りかけて旨みをアップさせたり、下味に使ったり、仕上げに振りかけて隠し味にしたりと、使い方は色々です。
和食にこだわらず、洋風料理にも使えるので、まさに万能調味料!
塩分を使っているワケではないので、昆布水で旨みをアップさせて減塩効果にもつながるかもしれませんよね。
※百貨店で売っているものには塩分が含まれているようです。
昆布ダシより昆布水の方が良い理由
通常の昆布だしは加熱して旨みを抽出します。
少ない時間で取り出してしまうので、溶け出す成分は旨み成分のみで、充分に栄養が溶け出さないようです。
《昆布だしに溶け出す代表的な栄養価》
- アミノ酸
- イノシン酸
など
一方昆布水は長時間水に漬け込むので、昆布の嬉しい栄養価がたっぷり抽出するんだそうです。
《昆布水に溶け出す代表的な栄養価》
- アルギン酸
- フコイダン(水溶性食物繊維)
- フコキサンチン
など
これらは身体にとってはとても重要な成分だそうです!
“フコキサンチン”は紫外線でできてしまう活性酸素を消去する働きをしてくれます。
そして”アルギン酸”と”フコイダン”は脂肪の吸収を抑えて体外へ排出する働きがあるので、ダイエット効果も期待できるんです。
さらに昆布だしは煮立たせるので、磯臭さや粘りがでてしまうので和食に向いていますが、昆布水はそういったクセがまったくないので、和食だけでなく、洋風量にも幅広く使うことができるんです。
昆布水の作り方
《材料》
- 乾燥昆布…10g
- 水…1リットル
《作り方》
- 乾いた昆布を水にくぐらせて湿らせて、そして柔らかくなったら、できるだけ細かく切ります。
※この時、できるかぎり細かく切るのがポイント!
昆布は表面からうま味やダシが出るのではなく、断面から出るのだそうです。
なので昆布の有効成分が溶け出てくるためには断面が多いほど出てくるのだそうです。 - 細く切った昆布を容器に入れて、水を注いで3時間ほど置いたら、昆布水の出来上がり!
たったこれだけで作れて、10日間は冷蔵庫で保管できるんだそうです。
※健康効果を感じる昆布の摂取目安は1日3g!
それに達しなくても毎日少しずつでも昆布水を小まめに摂取するのが理想的。
でも、逆に摂り過ぎると良くないようです。
特に子供は甲状腺への負担が大きいので要注意なんです。
こんな体験談を書かれているお母さんも!→昆布のとりすぎは甲状腺の病気になる!
こちらも参考になりました→ヨウ素のとりすぎ注意!
昆布水は美容、健康だけでなく食材をワンランクアップもさせる?!
お刺身にササッと昆布水をふりかけて5分置いたものは、昆布水をふりかけていないものと比べると、食感も変わり、魚臭さが取れ、旨みがアップしているんだそうです。
また、お肉に昆布水をふりかけ馴染ませたものを焼いて食べても、こんぶ水をふりかけてない方は、お肉の雑味を感じるが、振りかけた方はお肉の旨味を感じることができるんだそうです。
たった吹きかけてなじませるだけで味がワンランクアップするのはちょっとお得な気分です。
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