少し前の話になるんですが、
映画 『 未来の食卓 』を観て来ました。

この 『 未来の食卓 』は、フランスの“食への警告”を描く、
ドキュメンタリー映画です。

『カラダは食べたものからできている』って言葉が
改めて身に染みました。
そして農家の現状がリアルに理解でき、
今自分の食べているモノ、毎日の食事について
改めて考える機会を与えてくれた映画でした。

この映画は、家族のご飯をつくる立場にある人、
これから子供を産もうと考えている人は、
面白い、おもしろくないとは関係なく“観でおくべき映画”だって
私は本当に思いました!
映画 未来の食卓
※詳しい内容はこちら→未来の食卓公式ページ

日本ではマイナー映画なので、小劇場でしか放映されていなくて、
8月に東京でロードショーされ、大阪で9月に、京都では先日22日まで
公開されていました。神戸は近日公開予定となってます。
劇場情報はこちら→未来の食卓劇場情報
日本ではまだまだ知名度が低いんですが、
フランスでけっこう反響を呼び、こういったドキュメンタリー映画では珍しく、
ヒットしたのだそうですよ。


映画の冒頭、ユニセフの会議で、
『今の世代の子供たちは、親の世代に比べて健康的に劣る』という
指摘から、この映画は始まります。
その後、子供たちが学校の毎日の給食の食材には
どういった農薬が使われたモノなのかを続々を紹介していました。

なんとなく分かってはいたけど、数字や活字、映像で観ると、
ぞぉっとなる瞬間でした。

ユニセフの会議でガンの研究者は
『人間の行動が“病”を産んでいるのです』
『その主な原因が化学肥料や農薬などの化学汚染なのです』
という発言もありました。

そして、自分自身の体の不調が“農薬のせい”だと分かりながらも、
農作物を大量生産するためには仕方のないことだと
農薬をまき続ける農家の方の話もありました。

現実に農薬を散布中の農家さんたちは、
鼻血が止まらなくなったり、何日かの間、排尿がうまくできなかったり
といった健康被害が見られるようです。
それでも
大量生産でお金を稼がないと生活できないという現実もあるので、
農家さんは農薬を撒き続けているのです…。

フランスはなんと食料自給率100%を超える農業大国で、
世界でも有数の農産物の輸出国でもあります。
その背景には農家の大規模化があり、
農地面積が平均17haだったのが今では42haにまで大規模化しています。
なのに、じつは農家さんの数は1/4以下にまで減っているのです。

つまりこれは効率化をはからなくては、
十分な農作物を出荷できないことになり、農薬に頼ることで
少ない人手で生産できるようになったのだそうです。

そしてごくごく一般的なスーパーにその野菜が並び、
学校給食をつくる材料としても仕入れられる…
それらを毎日食べる子供たち…。コワイことですよね^^;

で、この映画のストーリーは、
南フランスの自然の美しい村の村長が立ち上がり、
学校給食を全てオーガニックにするという試みを追った内容になってます。
子供たちが本当の意味での“美味しい!”を徐々に理解し、
それに合わせるように、
一般農家の多い保護者(つまり農薬を使って野菜を育てている農家)も
少しづつ少しづつ知識を深め、理解し、協力していき、
村が変わっていく様子が描かれています。

大人が小さな子供に、「オーガニックとはどういったもの?」って
聞くシーンがあって、子供は「自然のまま」って良い笑顔で
答えるんです^^
本当に良い“答え”だなぁって、印象に残ります。

食料自給率40%の日本で、
100%オーガニック生活をするにはとても大変な努力が必要に
なってくると思いますが、少しづつでも
意識を変えていけたらなぁとかなり真剣に思いました。

神経質になるのではなく、
無農薬農家さんがもっと増えてくれるように、
少し割高でも無農薬、有機野菜を購入しようと、私は思い、
次の日さっそく、
“無農薬野菜のミレー”の定期購入を申し込みました^^
無農薬野菜のミレーの詳細
無農薬野菜 ミレー

ただ流されたのではなく、恐怖心を植えつけられたワケでもなく、
ずっとずっとそうしたいなぁと思っていたところに、
背中をそっと押された感じなんです^^

とにかく自分の“食”を見直す機会を与えてくれるだけでも、
この映画を観たかいがありました!
ぜひぜひチェックして、観られる方は
ちょっと自分の体のための勉強と思い、観にいってみてくださいね^^

ミレーの過去の記事はこちら↓
無農薬 野菜 の ミレー お試し セット 届きました♪